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女子高生が一人暮らしを始めた理由とは?部屋に住み着く地縛霊の先住猫との関係性に感動の声【作者に聞く】

2024年4月24日

  • 元ゲーム会社所属デザイナーで、現在はストーリー漫画をメインに執筆している吉良いと(@kilightit)さん。個人で作品を公開・販売するほか、商業誌にも作品を掲載するなど、精力的に活動している漫画家だ。代表作「ようこそ亡霊葬儀屋さん」は、「このお話ほんとに好きです」「1度見た事あるはずなのに泣いてしまった」など、多くの読者に感動をもたらしている。


    今回は「隣の猫が成仏してくれない」をお届け。物語の主人公は、実家を離れて一人暮らしをしている高校生のタマコ。彼女の顔には大きなアザがあった。ある日、タマコは近所の人たちが自分のことを「かわいそう」だと話す場面に遭遇。自分から望んで一人暮らしをしていること、アザは生まれつきであることを伝えてその誤解を解いたものの、家に向かうタマコの目には涙が浮かんでいた。


    アザのことを言われ、誤解を解くタマコだったが…


    タマコが一人暮らしを始めたのは、再婚した母を幸せにするためだった。自分の存在が母を縛らないように、母が不安にならないように…。タマコは“自分は一人でも大丈夫”という手紙を書こうとするのだが、それを邪魔するかのように、部屋の先住民(先住猫)で地縛霊のナナシが手元に出現。普段は彼のイタズラに困らされてばかりのタマコだったが、このときばかりはナナシの優しさに涙し、感謝の言葉を口にする。

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