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焙煎機を運搬するうちにコーヒーに引きこまれた店主。妻お手製の日替りスイーツも大好評な「SHIGA COFFEE」の魅力

2024年4月29日

  • 遠方から足をのばしてでもぜひ行きたい、京都の「物語のある珈琲店」をご紹介。店主やお店の物語を知ればその味わいはさらに深みが増すはずです。


    ※本記事は発売中の「おいしい京都 外さない店カタログ」から一部抜粋・編集しました。


    深煎りの看板ブレンドで気持ち和らぐひと時を


    開店前、家業の重量物運搬用の梱包に携わっていた店主の中谷芳浩さんが、当時扱っていたのが焙煎機。間近で見るうちにコーヒーへの興味が高じて、自宅に焙煎機を設置。仕事の傍ら持ち前の探求心と熱意で独自に焙煎を学び、紆余曲折を経て自店を持つまでに。


     抽出にも独自の工夫をこらしている中谷さん


    スペシャルティグレードの豆を吟味しつつ、2種の看板ブレンドは深めの焙煎で飽きの来ないビターな香味を追求。「コーヒーに触れているときは、気持ちが和らぐ感覚がある」という中谷さんが提案する、「毎日飲める日常のコーヒー」が地元で厚い支持を得ている。


     看板ブレンドのミドルは中深煎りのブラジル、フカイリは深煎りのコロンビアがベース


    妻の亜由美さんお手製の日替りスイーツも好評で、試行錯誤を重ねたブレンドとの組み合わせは、今や界隈の憩いのひと時の定番だ。

     豆が選べるコーヒー450円。日替りスイーツ300~500円とのペアリングも楽しみ


    COFFEE DATA


    ●焙煎機:フジローヤル 3キロ(半熱風式)


    ●抽出:ハンドドリップ(メリタ)


    ●焙煎度合い:浅煎り~深煎り


    ●テイクアウト: 可(450円~)


    ●豆の販売:あり(100グラム 600円・200グラム 1150円)


    住所:京都市下京区西七条御領町25-2


    電話:075-315-8486


    京都の珈琲店に秘められた物語に、想像力が止まらない…。歴史ある街・京都の魅力を満喫しよう!


    「おいしい京都 外さない店カタログ」は2024年4月26日(金)発売


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